こんにちは。
子どもと一緒に砂遊びを楽しむこと4年。
ベテラン砂遊び師の称号を手に入れつつある「すいまま」です。
突然ですが、下の写真は息子が1歳半の頃。
公園で砂遊びをしている様子です。
砂遊びをする子どもは、どうしてこんなに楽しそうなのでしょう。
砂を触っている子どもの目はキラッキラに輝いていますよね。
我が子も砂遊びが大好きで、いつも公園から帰るのに一苦労。
できることなら家の中でも砂遊びさせてあげたい…!
「家にも、お砂場が作れたらいいのに!」
「清潔な砂で、思いっきり遊ばせてあげたい!」
そんな思いを持つ親御さんは多いと思います。
この記事では、室内での砂遊びの必要性や、おすすめの砂遊びグッズについてまとめました。
こんな人に読んでほしいバブ!
・わざわざ家の中でも砂遊びすべき?
・室内砂遊びに必要な道具って?
・人気のキネティックサンドって実際どう?
この記事を読み終える頃には、きっと我が子と家の中で砂遊びをするイメージが膨らんでいるはずです。
後半では、私が愛用している「キネティックサンド」についても写真たっぷりで解説します!
それでは、どうぞ!
室内砂遊びは良いことづくし!
砂遊びと聞くと、親としては「散らかる」「片付けが大変」というイメージが先行しがちですよね😂
重い腰をあげて、わざわざ家の中でも砂で遊ぶ環境を用意する必要はあるのでしょうか。
結論から言うと、室内での砂遊びは親子にとって最高のアイテムです!
主なメリットは以下の3つ。
室内砂遊びのメリット
- 子どもの能力が伸びる!
- 清潔に砂遊びができる!
- 退屈せずに夢中で遊んでくれる!
これらのメリットをより詳しく見ていきましょう。
1. 子どもの能力が伸びる
「砂場」研究の第一人者、同志社女子大学現代社会学部教授の笠間浩幸先生は次のように述べています。
砂場ほど豊かなあそび場はないと思います。手や体の感覚を刺激し、道具遊びもでき、簡単に形が変えられるから想像力や創造性も発揮しやすいなど、子どものさまざまな発達を促してくれるからです。
ボーネルンド あそびのもり ON LINE Vol.34 Summer/Autumn 2012
砂遊びは子どもの成長に大きな役割を果たしているといえます。
具体的には、以下の能力の発達が挙げられます。
砂遊びで伸びる力
- 感覚
砂の色や形、水分量、温度、重量などをとらえる感覚トレーニング - 創造
砂を使って何をつくろう?発想力アップ - 器用さ
繊細な砂を扱うことで、指先のコントロールが上達 - 科学的思考
砂山が崩れないようにするには?「予測→実行→改善」の思考 - 忍耐力
思い通りにできるまで挑戦する力がつく - 自信
できた!の成功体験で自己肯定感が向上
いかがでしょうか。砂遊びの効果!
我が子を成長させてくれる動きがたっぷりとつまっている活動といえます!
2. 清潔で安全な砂遊びができる
屋内での砂遊びは、衛生面においても安心です。
最近では屋外の公園でもシートを被せて保護している場合が多いですね。
しかし、猫などの動物のフンが入っている可能性や、ガラスの破片などが入っている可能性はどうしても排除できません。
我が子が公園で遊んだときは、お砂場に被せてあったシートを持ち上げた瞬間、大量の蚊が飛び出してきて嫌な思いをしました😅
家の砂場なら、そういった心配もありません。いつでも清潔な砂を用意してあげることができます。
3. 退屈せずに夢中で遊んでくれる
砂遊びは、大雨や台風の日にも大活躍します!
元気な子どもと丸一日家で過ごすのは、親にとっては修行…。何して遊ぼう。
そんなときにはぜひ、室内砂遊びを!
子どもが時間を忘れて遊んでくれます♪
風邪で外出できない日や、在宅勤務の日における必殺アイテムにもなりますよ。
私は、テレワーク中に少しでも一人遊びをしていてほしいとき、砂遊びセットをクローゼットから引っ張り出してきます!
例えば、こんなシーンで大活躍。
子どもは鼻水たら~んで登園しなかったけれど、とてつもなく元気!
でも親はパソコンを開いてやることたくさんあるんですよ…とほほ
下の子は風邪で発熱。念のため休ませた上の子は元気いっぱい!
お外に行きたい~!お散歩したい~!と大騒ぎしてる
こんな時、砂遊びに夢中になってもらい、母はせっせと仕事を進めます。
まぁ、「ママ~~!ママ~~!見て~~!」って呼ばれるんですが😂
それでも砂遊びは集中して一人遊びしてくれる時間も長く、我が家の救世主アイテムとなっています!
室内砂遊びのために揃えるべきグッズ3選
ここからは、砂遊びするにあたり揃えておきたいグッズをご紹介します。
ストレスなく砂遊びをさせてあげるために必要なものは以下の通り。
室内砂遊び3点セット
- 床に敷くシート
- 砂を入れるケース
- 砂(当たり前か……)
それでは、さっそく見ていきましょう。
1. 床に敷くシートの用意
フローリングでも、畳でも、細かな砂が入り込んでしまうので、床には必ずシートを敷くことをおすすめします。
我が家は全く写真映えしないブルーシート!
ですが、このシートを敷き始めると「砂遊びが始まる!」と察知してウキウキしてくれます。
子どもは狭いシート上でじっとしているのは無理。
そのためなるべく大きめのシートを用意するほうが良いです。(我が家は200cm×200cmのシートを利用)
以下のシートのように、四隅が持ち上がったものを用意すると、よりお掃除が楽になるようです♪
2. 砂を入れるケースの用意
次に用意したいのが、砂を入れるケース。
我が家は、父にもらった園芸用の黒いトレーです。
ご覧の通り、これまた写真映えしない……。でも不便を感じたことはありません!
深すぎないので、小さい子どもにとっても簡単に砂をすくうことができ、遊びやすいと思います。
そのまま砂を保管したい場合は、フタ付きの入れ物を使うのもおすすめ。
我が家のケースはフタがないので、砂はゴミ袋に入れて保管しています(さらに映えない)。
探していたら、みんな大好きアンパンマンの入れ物を見つけました!
フタつき、砂型つき最高😊
3. 砂の用意
最後は肝心の砂の用意!
砂を選ぶときは以下のポイントに着目するとよいと思います。
砂選びのポイント
- 成形のしやすさ
- 手足や衣類へのつきにくさ
- 匂い
- 掃除のしやすさ
- 安全性
次からは、実際にどの砂がおすすめなのか見ていきます。
砂はキネティックサンドで決まり!
筆者はこれまでに室内向けの砂を3種類、すべて実際に購入して試してきました。
(キネティックサンド、シルキーサンド、サンズアライブ)
それらの砂で子ども達が遊ぶ様子をよく観察していましたが、
結論から言うと、「キネティックサンド」が自信をもっておすすめできる商品です!
ここからは、その理由について比較表や写真などを用いながら解説します。
1.砂の比較
私が実際に使用したことのある砂3点の比較表です。
とくに成形のしやすさは重要。
「できない~!」という、イヤイヤ期スイッチが発動しないかのカギとなります。
キネティックサンド | シルキーサンド | サンズ・アライブ ~天使の砂~ | |
---|---|---|---|
成形のしやすさ | ◎ 湿った砂のようで 型抜きしやすい | ○ 型抜きは型から取り出しづらい・ 幼児にとっては固く扱いづらい | × サラサラすぎる すぐに形が崩れる |
手へのつきにくさ | ◎ はらうと簡単にとれる | ◎ スベスベの粘土といった感じ | × 練り消しのような感じ 手につきやすい |
匂い | ◎ 気にならない | △ 利用後は匂いが気になる | ◎ 気にならない |
掃除のしやすさ | ◎ 砂と砂をまとめることができる | ○ 掃除機で吸い込みにくい | × 服につくと なかなか取れない |
安全性 | ◎ 日本の食品衛生法検査に合格 | ◎ 日本の食品衛生法検査に合格 | ◎ 抗菌加工 |
遊んでみたところ、砂らしさを求めるならばキネティックサンド、粘土らしさを求めるならばシルキーサンドといった感想でした。
公園の砂遊びが好きなお子さまであれば、より近い感覚で遊べるキネティックサンド一択になります。
次からは、子どもでもストレスなく遊べる砂の秘密をより詳しく見ていきましょう。
2. キネティックサンドをおすすめする4つの理由
キネティックサンドが特に優れているところは以下の4点!
キネティックサンドの「推し」ポイント
- 幼児でも簡単に形をつくることができる
- 手足につきにくく、ノーストレス
- 砂がまとまるから、掃除もラクラク
- 口に入れてしまっても安心
それでは、写真つきで確認していきましょう。
幼児でも簡単に形をつくることができる
写真の通り、ギュッと握ると粘土のようなまとまりが出て、しっかりと形をキープすることができます。
サラサラだけど、わずかに湿っているような、わずかに粘り気があるような触り心地。
ずっと触っていたくなるような気持のいい感触の砂です。
成分としては98%が砂、2%がシリコンだそうです。
驚くことに時間がたってもその成形力は失われにくいです。(我が家の場合、購入から4年たった現在でも問題なし!)
また、成形力があるといっても粘土のように固くはないので、2歳前後のお子さまの力でも簡単に成形できますよ!
注意⚠️:キネティックサンドには水を混ぜて使用しないでください。乾かしても元の質感に戻ることはありません。
(出展:ラングスジャパン 公式オンラインショップ よくある質問)
手足につきにくく、ノーストレス
子どもの手足ってあたたかくて湿っていますよね。
砂遊びをすると細かい砂が無数について取れづらそう…。
でも不思議!キネティックサンドは、ほとんどくっつかないんです!
手ではらうと砂がすぐにとれて、ストレスフリー。
上の写真のように足形をとる遊びをした後も、手ではらえばOK。
足裏がずっと砂でじゃりじゃり……なんてことはありません!
砂がまとまるから掃除もラクラク
子どもの砂遊びなので、砂はケース内にとどまらず、どうしてもシート上にまで散らばります。
通常のサラサラした砂であれば、もう掃除機にお世話になるしかないでしょう。
しかし!これまたキネティックサンドは違います。
分かりにくい写真で申し訳ないのですが上記の砂の様子をご覧ください。
このように、①小さな砂粒と砂粒は基本的にはくっついて散らばります。
②さらにそれらを集めてギュッとひとまとまりにすると大きな塊に。
集めてギュッ、集めてギュッを数回繰り返せばあっという間にお掃除完了というわけです!
後片付けが楽なことも、この砂の嬉しいポイントです♪
だからこそ筆者も4年間使い続けることができています◎
口に入れてしまっても安心
写真は、我が子が1歳10ヶ月のときに砂遊びをしている様子です。一丁前に砂遊びをしていますね~!
キネティックサンドの公式通販ページのQ&Aには以下の記載もあり、万が一、舐めたり飲んだりした場合でも安心なようです。
キネティックサンドは子供が誤って食べてしまっても大丈夫でしょうか?
日本の食品衛生検査も通しているので人体にとってはまったく安全です。キネティックサンドの成分は98%が砂なので、万が一飲み込んでしまっても普通に排泄されます。
(出展:ラングスジャパン 公式オンラインショップ よくある質問)
乳児期の何でも口に入れてしまう時期を過ぎれば、安心して砂遊びをさせられます!
3. キネティックサンドは種類も豊富
キネティックサンドの種類をまとめました。
砂のカラーはもちろん、プレイテーブルがセットになったものなど様々です。
ちなみに我が家では、4年前に1箱(910g)買っただけで満足に遊べています!
ちなみに我が家では、4年前に1箱(910g)買っただけで満足に遊べています!
まとめ
家の中での砂遊び、興味はあるけど「散らかりそうで面倒」「うまく遊べるか不安」と迷っていませんか?
そんな理由で室内砂遊びを諦めるのはもったいない!
冒頭で触れたように、子どもは砂で遊ぶ中であらゆる感覚を磨き、創造力や科学的思考、集中力なども伸ばすことができます。
さらに、キネティックサンドなら、親も子もストレスフリーで砂遊びすることができます!
我が家ではすでに4年目に突入したキネティックサンド。
子どもでも扱いやすく、買って後悔しない砂です。
これから先の子育て期間において、長く活躍してくれるアイテムであること間違いなしですよ!